【記 録】 
       
       (3月23日) 
       
       5時のつもりが、5時半に起きてしまい、慌てて出掛ける。それでも、乗り継いだ高尾からは、タイミング良く河口湖行きに乗れた。 
       鳥沢駅出発は計画より20分程度遅れただけで済んだ。 
       昨日は南岸低気圧通過の影響で、横浜でもみぞれ混じり寒い一日であったが、その延長で中央線から眺める山々も雪をまとっている。 
       鳥沢駅付近から眺める扇山も雪を被っており、今日はどうなるのかと心配になってくる。 
       約1時間で梨の木平に着いた。ここで思案。この付近は数センチの積雪であるが、上部はそれなりに多いであろうと判断する。そのため、今日は扇山から権現山まで歩くのは止め、扇山のみをピストンすることに変更する。 
       丁度、梨ノ木平の管理棟の前が、雪も無く平らなため、ここにテントを張り、荷を軽くして扇山に向かう。 
       途中の登山道では、樹に付いた雪が、風のため降り注ぎ、雪だらけになってしまう。 
       それでも、梨ノ木平から約2時間で扇山の山頂(1,138m)に、本日初めての到達者として、着いた。 
       山頂付近は10〜15センチの積雪があり、権現山へのトレースは全く無い。ピストンにして正解であった。 
       戻りは、当然のごとく早く、12時半にはテントに戻った。後はのんびり昼寝をしたり、ウィスキーをなめたりして過ごす。 
       ここでも、夜中にはみぞれ混じりの天候となったが、しばらくすると、月も出て落ち着いたようだ。 
       
       (3月24日) 
       
       5時に起きたので。朝食を済ませ、6時前に駅に向かう。大月方面は、天候が回復したせいか、雲海に覆われていた。 
       鳥沢駅では、高尾行きに間に合った。 
       
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